あいうえお順(50音順)で並び替え!Excelで簡単に並び替えをする方法!

Excel(エクセル)で作成した住所録、顧客名簿や取引先名簿などで、名前をあいうえお順の50音順に並び替えしたいということはよくありますね。また、その逆にしたい場合もあるかもしれません。そんなときに簡単に並び替えできる方法があります!
ホームタブやデータタブにある「並べ替え」の機能です。これを使えばExcel(エクセル)でデータを打ち込むときに、わざわざあいうえお順に入力しなくとも、入力する元となるものからとりあえず打ち込んで、その後にあいうえお順に並べ替えをすることが可能です。
情報の整理は仕事をするときに基本の「基」とも言えます。情報がバラバラだと検索するにも無駄な時間がかかりますよね。
Excelなどのソフトの操作の方法を知っているだけで、1時間かかっていた作業が5分で終わることがあります。この機能がズバリ「並べ替え」なわけですね。
この機能を使えば手作業で入力しなければならない名簿を作成する場合などは後から表示される順番をいつでも簡単に、そしてすぐ変更することができます。
もちろん仕事も早くなりますよね!これからこの記事では、Excel(エクセル)を使って一覧などの項目を、あいうえお順の50音順に並び替えて行く方法について解説していきます。

並び替えの方法のコツ!エクセルでのデータ入力は、あいうえお順の並びを気にしない!

Excel(エクセル)で住所録、顧客名簿や取引先名簿など大量のデータを入力する際には、あとで並べ替えをすることを前提にするので、順番を気にしないで入力しても大丈夫です。
例えば、顧客名簿や取引先名簿などでお客様にアンケートをとって手書きで紙に書いてもらったものを、あとからExcel(エクセル)で入力して名簿をつくらなければならない場合です。そういった場合にアンケート用紙を、あいうえお順に並び替えてから打ち込むという方法ではなく、まずは順番を気にしないで全て打ち込んでいきます。入力したあとに、並べ替えの機能を使って、上からあいうえお順(50音順)に表示される順番を変えると非常に効率的です。だからパソコンは便利ですよね。

並び替えの方法のコツ!あいうえお順(50音順)とその逆順の並べ替えの違いを覚えよう!

では実際にExcelデータの並べ替えの方法を上記のアンケート入力の例を使って説明をしていきます。アンケートの見出し内容としては以下の通りにします。

  • 氏名
  • 郵便番号
  • 住所
  • 電話番号
  • 好きな食べ物(和食・洋食・中華・その他)
  • 趣味(インドア・アウトドア)

まずこのような見出し内容を入力していきます。そして、簡単にデータの内容を打ち込んでいきましょう。打ち込む段階では並び替えの順番は気にせずに、目についたものから入力していきます。

では実際に並び替えを行う前に以下のことを知っておきましょう。
Excel(エクセル)では「昇順(しょうじゅん)」とよばれる方法と「降順(こうじゅん)」という方法があります。
(※例えば運動会などで100メートル走の順位で足が早い人に順位をつけたいというときは「昇順」を選び、山の標高や売上順など数字が高い順に並ばせたい場合は「降順」を選びます。)

まとめると、
昇順は数字でいえば低い順です。文字では、あいうえお順(50音順)
降順は数字でいえば高い順です。文字では、あいうえお順(50音順)の逆順
ということになります。これは覚えておいてください。

数字が高いものに昇る、数字が高いものから降りると覚えればいいですよね!

並び替えの方法のコツ!あいうえお順(50音順)とその逆順を実際に変更してみよう

males-2339835_1280

では実際にExcel(エクセル)データの並べ替えをやってみたいと思います。
ボタンはリボンの「ホーム」タブと「データ」タブの2か所があります。【※リボンとはエクセルを始めとするマイクロソフトのOffice製品で採用されている画面上部にボタンが集まっている場所のことを指します。】
ちなみにどちらを使っても結果は一緒なのでどちらの方法を選んでも大丈夫です。

あいうえお順などの並べ替えを「ホーム」タブで行う方法

①氏名の列(エクセルでは縦のことを「列」と言います。)のどこかを押します。氏名の列であればどこでも構いません。

②「ホーム」タブで行う場合は画面右上の編集グループの中に「並べ替えとフィルター」というボタンがあります。このボタンを押します。
Excel(エクセル)では、あいうえお順(50音順)に並べることを「昇順」と言います。ですので「昇順」のボタンを押します。そうすると自動的に氏名があいうえお順に並び替えられたことがわかると思います。逆に降順とすれば、あいうえお順の逆になります。このような方法でボタン1つであいうえお順(50音順)に並べ替えられるのでお手軽ですね。

50音順などの並べ替えを「データ」タブで行う方法 その1

こちらも並び替えに2つの方法があります。こちらも両方同じ結果になりますのでどちらの方法でも大丈夫です。

  1. ①先ほどと同じように氏名の列のどこかを押しします。
  2. ②「データ」タブを押しします。画面上部のリボンの中央付近に並べ替えというボタンが出てきます。その隣に、向きがA→Zのボタンがあります。こちらがあいうえお順(50音順)です。このボタンを押すと並び替えが行われて、順番が変わって見やすい形になります。

50音順などの並べ替えを「データ」タブで行う方法 その2

  1. ①入力したExcelのデータを全て選択します。
  2. ②「データ」タブを押しします。「並べ替え」ボタンを押します。
  3. 新たにウインドウが出て来るので、「最優先されるキー」という項目の右側のドロップダウンリストの中から氏名を選択します。

  4. ③「並べ替えのキー」のところが「値」になっていることを確認し、順序の項目のドロップダウンリストを昇順にします。
  5. ④次に「OK」を押して操作完了です。

Excel(エクセル)であいうえお順(50音順)に並び替える方法 まとめ

Excel(エクセル)で入力したデータを、あいうえお順(50音順)など思い通りに並び替える方法をご紹介しました。
完成したExcelの表を見てみましょう、最初のごちゃごちゃしていた表と比べると、すっきりして見やすくありませんか?仕事をするときにもこのように情報が整理されているとやりやすいですよね。
この記事を読んでExcelを使った仕事が効率的になるきっかけが生まれれば幸いです。並べ替えの方法のように、他にも改善することがあるかもしれませんね!
場面に合わせてうまく活用することができれば仕事が早くなると思います。ぜひしっかり覚えて役立ててください。