Excelの資格を取得するには?

Excelの資格を取得するには?おすすめExcel資格はコレ!

就職・転職に備えてや、お仕事でのスキルアップで資格の取得を目指す方は少なくないと思います。事務職や一般的なデスクワークに必要な「パソコンスキル」といえば、「エクセルを使いこなせる」というのは条件の1つに入ってくるでしょう。今回は、エクセルの資格を取得するにはどうすればいいのか?資格ってたくさんあるけどどれを選んだらいいの?という内容で紹介していきますので、資格を取りたいけど…とお悩みの方は参考にしてみてください。

Excel資格を比較してみましょう!

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

「オデッセイコミュニケーションズ」が主催するエクセルの資格です。MOS(モス)と呼ばれていて、聞いたことのある方は多いと思います。

  • 受験資格:制限なし
  • 難易度:スペシャリスト(一般)・エキスパート(上級)
  • 受験料:(MOS2016の場合)
  • スペシャリスト 10,584円(税込) 学割8,424円(税込)
  • エキスパート 12,744円(税込) 学割 10,584円
  • 受験会場:各認定会場
  • 全国一斉試験→月に1回・2回実施。郵送かオンラインから申し込み可能。
  • 随時試験→各認定団体が定めた日に実施。申し込み方法は各団体に確認。
  • 試験時間:50分
  • 試験形式:CBT(コンピュータを使用して実施)

Excel®表計算処理技能認定試験

「サーティファイ」が主催する試験です。サーティファイはエクセルの他にもWebデザインや、Photoshop、Illustratorなどのデザイン系ソフト、プログラミングなど様々な資格試験を主催している団体として知名度があります。MOS以外で数少ない、CBTでの受験のできる資格です。

  • 受験資格:制限なし
  • 難易度:3級(基礎レベル)、2級(実践レベル)、1級(応用レベル)
  • 受験料:3級5,800円、2級6,800円、1級7,900円
  • 受験会場:各認定会場
  • 試験時間:3級実技60分、2級実技90分・筆記15分、1級実技90分、筆記15分

コンピュータサービス技能評価試験

各都道府県の職業能力開発協会が主催している試験です。頭文字を取って「CS検定」と呼ばれているのはこの試験です。3級は他の試験の入門レベルの中では特に優しく、エクセルの勉強の入門編として受験する方や、高校のカリキュラムの中で受験をするところもあります。受験料も他に比べて安く、資格の中ではエントリーレベルと言えるでしょう。

  • 受験資格:制限なし
  • 難易度:3級(入門レベル)、2級(実務レベル)、1級(応用レベル)
  • 受験料:3級5,250円、2級6,580円、1級7,820円 ※2019年10月以降増税により変更予定あり
  • 受験会場:各協会の定める試験会場
  • 試験時間:3級実技50分、2級実技60分、1級実技60分・筆記20分
  • 試験形式:ペーパー試験(問題は紙で配布。実技はパソコンで操作しデータを提出。)

結局どの資格がいいの?特徴と適正

結局どのExcel資格がいいの?

ひとくちにエクセルの資格試験と言っても様々な試験がありますが、結局どれを受験したらいいのでしょうか。ここでは先ほど述べた3つの試験を比較してみましょう。
一番知名度があるものでいうと、MOSになります。やはりマイクロソフト社公認の資格ということもあり、履歴書に書くことによって「パソコンスキルがあるな」と判断してもらえる材料として、知名度があるというのはとても強いところです。次点ではサーティファイのExcel®表計算処理技能認定試験です。サーティファイは、種類豊富な試験を実施する団体として知名度があります。会社からサーティファイの検定を取ってきて、と指定されることもあるようです。知名度を優先して、迷ったらこれを受けよう!というのはMOSで、次点ではサーティファイを企業によっては受ける、という判断になることが多いでしょう。
コンピュータサービス技能評価試験は、3級、2級、1級と分かれていて特に3級は易しいため、資格のエントリーモデルとして取得を目指す方もいます。最終的にはMOSを取りたいけど、本当に初心者でパソコンが苦手なのですぐMOSの勉強をするのは難しい…という場合にこちらのCS検定の3級から勉強を始める方もいるほどです。

Excelの資格を取得するには?おすすめExcel資格はコレ! まとめ

いかがでしょうか?今回、エクセルをピックアップして資格を比較してみましたが、エクセルだけでこんなにバリエーションがあるので迷ってしまいますよね。エクセルを使用するという共通点があるので、試験でカバーする内容は似ているものが多いです。また、就職・転職を目標にするのか、仕事でのスキルアップを目標にするのかにもよって、知名度を優先するのか、難易度から考えるのかは変わってきますよね。その人に合った資格取得の形があるはずですので、参考にしていただけたらなと思います。