Excelで画像を挿入したり貼り付けをするテクニックと方法

【動画付き】Excelで画像を挿入したり貼り付けをするテクニックと方法

Excel(エクセル)には、たくさんの機能がありますね。そしてたくさん機能があるので、仕事ではいろいろな文書を作る時に活躍しています。目を引く文章を作成する為には、画像を見やすく使っている文書は、見た目にも分かりやすくなり、見やすくなりますね。

画像を効果的に使えると、文書の完成イメージがぐっと良くなります。しかし、分かりやすくしようと画像をたくさん貼り付けると、ごちゃごちゃした感じが出てしまい、逆に分かりにくくなってしまうという悪影響になる場合もちらほらと出てきます。

Excel(エクセル)の文書を見栄え良く作る為にも、感じがよく画像を挿入出来るといいですよね!そこで、画像をExcel(エクセル)上で使えるように挿入したり、貼り付ける為のテクニックと方法を紹介します。

Excel(エクセル)で貼り付ける事が可能な写真や画像にはどんなものがあるでしょう?

当たり前ですが、Excelで作成した文書には画像が貼り付けられます。ではデータとして『画像』と言うとデータはどういう物でしょうか?画像と言ってもいくつか種類があるんですね。ぱっと思いつくのは、パソコンに保存してある写真とか画像ですよね。インターネットからダウンロードした物や、デジカメなどの媒体からパソコンに取り込んだり、スキャナで取り込んだりしたものなど様々あると思います。Excelでは画像としての形式としてデータを張り付けたり出来るものは他にもあり、パソコンのスクリーンショット(いわゆるスクショ)だったり、それこそExcelで作成した表やグラフをコピーして画像として添付することだって可能です。どういう文書に使用するのか用途はそれぞれではありますけどね。さて、いくつかの種類がある画像ですが、Excelデータに挿入したり、貼り付ける方法もやり方も操作の流れもいくつかあります。いろんなやり方を知って、効果的に画像を使って見やすいExcelデータを作成出来るようにしましょう。

Excel(エクセル)上に写真や画像データの貼り付けを知りたい!!

挿入タブのリボンにある機能を使って画像を貼り付ける

ぱっと思いつくやり方から紹介します。1つは挿入タブのリボンにある機能を使うやり方です。外部媒体や、インターネットから取得した画像や写真を張り付ける時に使う機能です。
初めに挿入のリボンを開きましょう。リボンの中に画像とオンライン画像のいう所がありますね。ありませんか?Excelの画面は使用しているパソコンの画面の大きさによって表示も変化します。画像とオンライン画像というボタンが無い時は、図というボタンの表示になっています。図をクリックするとメニューが開かれて、画像とオンライン画像が選べます。

Excelで画像を挿入したり貼り付けをするテクニックと方法1

このように画面の表示は切り替わりますので、目当ての機能が見つからないなと思ったら、Excelのウィンドウを最大にしてみるなどしてから探してみてください。

さて画像とオンライン画像と2つありますが、違いは何でしょうか?答えは、画像の方はパソコンの中に入っている画像を挿入するときに使います。オンライン画像は、インターネット上にある画像を挿入するときに使います。何となく名前の通りの操作なので分かりやすいですね。ちなみにこの機能はExcelのバージョンによって若干の変化があります。上の画像の表示は2016パージョンの表示になります。2013について以前違う表示でしたが、今は2016バージョンと同じ表示になっています。2010については図とクリップアートという機能でした。クリップアートが今でいうオンライン画像の事なのです。バージョンによって若干表示が変わっている部分はありますので気を付けてくださいね。
さて、ここからの使い方は簡単です。画像をクリックすると貼り付けたい写真データをえらぶウィンドウが出てきます。そこから貼り付けたい画像を選ぶだけです。挿入したい画像がどこにしまってあるのか知らない!となるとExcelに挿入できませんので、あらかじめ画像や写真がどこに保存されているのか確認しておきましょう。
オンライン画像の場合は、前提としてインターネットに接続されていないと使えません。インターネットにつないだら、オンライン画像を使ってみましょう。画像の検索画面が出てきます。ここで使いたい写真を検索すると候補となる画像が出てきますので、選んで挿入をしましょう。オンライン画像を使う場合は注意が必要です。まず、画像の大きさに関しては挿入して見ないと分からないという事です。思ったより大きいという事はよくありますね。これは後から大きさの変更をしてください。もう1つは著作権の関係です。画像の検索結果のウィンドウにクリエイティブ コモンズのみと表示されていますか?

Excelで画像を挿入したり貼り付けをするテクニックと方法2

クリエイティブコモンズの画像は使用範囲が決められています。配布は出来るが商業用では使用不可など、しっかりと説明を読んで使用しましょう。ちなみに「すべて」の画像を表示するとたくさん出てきますが、著作権の関係で使用できない画像も含まれる場合がありますので気をつけましょう。

その他のテクニックを使って画像を貼り付ける

表やグラフを画像として貼り付ける

さて、次に特殊な画像の挿入について紹介します。一つはExcelで作成した表やグラフを画像として貼り付けるやり方です。表のデータを写真データと同じように画像に変えてみます。やり方は2種類。

  • 【コピー】と【画像として貼り付け】を使う方法
  • まずはコピーする時と同じように、コピーしたい表を【コピー】ボタンを使って複製です。その後貼り付けたいセルを選択したら貼り付けますが、この時に使う機能として【画像として貼り付け】という物を使うと便利ですよ。【画像として貼り付け】がどこにあるのかというと、ホームのリボンの中に貼り付けのボタンがあり、そのメニューの中にあります。(下図参照)

    Excelで画像を挿入したり貼り付けをするテクニックと方法3

  • 【図としてコピー】する方法
  • もう1つのやり方は、『複製するときに画像にして複製してしまう』やり方です。【図としてコピー】はリボンのホーム、コピー(複製)のメニューボタンに入っています。【図としてコピー】をクリックすると画像としてのデータとなりますので、貼り付けをいつも通りにしますよ。『下図参照』

Excelで画像を挿入したり貼り付けをするテクニックと方法4

操作はどちらも簡単にできますね。

パソコンの画面を画像として貼り付ける

最後にパソコンの画面を画像として貼り付けてみます。
こちらもやり方は2パターンです。

  • スクリーンショットの機能を使う方法
  • 1つはエクセルのスクリーンショットの機能を使いましょう。挿入のリボンの中、画像の並びにスクリーンショットがあります。

    Excelで画像を挿入したり貼り付けをするテクニックと方法5

    マウスで選択すると、【画面の領域】というのが出てきますので、【画面の領域】をクリックするとExcelのウィンドウが最小化になり下に表示されていたウィンドウが表示された後、画面が白っぽくなります。後は切り抜きたいところをマウスを使ってドラッグの範囲選択すると完成です。意外と知らない人も多い機能です。

  • 【PrtScr】キーを使う方法
  • もう1つは、キーボードから操作をする方法です。キーボードに【PrtScr】というキーがあります。プリントスクリーンというキーです。キーボードによって配置が換わるので、うまいこと探してみてください。操作は簡単です。このキーを押すと現在表示している画面がそのまま画像としてコピーされます。出来ましたか?こっちを使っている人が多い様に思います。試してみてくださいね。

Excelで画像を挿入したり貼り付けをするテクニックと方法 まとめ

さて、Excel(エクセル)のデータに画像を張り付けるやり方を紹介しました。初めに書きましたが、画像は視覚的に分かりやすくする、興味をひかせるのに使われます。スクリーンショットをつかえばインターネットで表示した地図の画像をExcel(エクセル)に入れ込むことも容易です。「貼り付けたい!」と思った画像をExcel(エクセル)に貼り付けられるように覚えておきましょう。ただし貼り付けすぎるとかえって見にくくなるので、適度に効果的に画像を使ってくださいね。