関数で数値の切り捨て

Excelの『FLOOR』『FLOOR.MATH』『FLOOR.PRECISE』の違いと使い方

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2020.08.18 MOS

Excel(エクセル)で数値を切り捨てる時の関数に『FLOOR』・『FLOOR.MATH』・『FLOOR.PRECISE』の3つがあるのはご存知ですか?エクセルで数値の切り捨てでは『ROUNDDOWN』と言うのがよく知られている関数になっているかと思われます。関数には同じ様に動作をする物が数種類用意されていたりします。その中で【数を切り捨てる】という動作をする時に『FLOOR』という関数もある訳ですね。数値を切り捨てると言っても考え方があり、桁を決めてというのも1つのやり方ですし、ある数値の倍数になる様に切り捨てると言うのもありますね。今回は『FLOOR』・『FLOOR.MATH』・『FLOOR.PRECISE』の3つの考え方と活用方法について紹介します。

関数『FLOOR』・『FLOOR.MATH』・『FLOOR.PRECISE』における共通の考え方を知ろう

今回は数値を切り捨てる為の関数になります。3種類ありますがどの様に切り捨てるのかの基本的な考え方は同じになります。

ここがポイント!

基準に指定した数値の倍数になる様に切り捨てる。

結果は元の数値より小さくなる。

この2点がベースとなるやり方になります。
例えば「5.8」を基準値「2」で切り捨てるとどうなるでしょうか?
2の倍数で5.8よりも小さい数という事で【4】になります。
次に「-5.8」を基準値「2」で切り捨てるとどうなるかと言うと、
この場合も2の倍数で5.8よりも小さい数という事で【-6】になります。【-4】だと【-5.8】よりも大きい数値になるので、マイナスの場合は注意しないといけませんね。
どうでしょうか?Excel関数を使えば出てきた結果の通りなので、自分で変換できなくてもいいって思うかもしれませんが、切り捨ての考え方は掴んでおいた方が良いですね。
では3つの違いがどこにあるのかを確認して行きましょう!

【Excel関数 切り捨て①】『FLOOR』関数の用法と使用例

 

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ではExcelで数値を切り捨てる時の1つ目として『FLOOR』から紹介します。
読み方は『FLOOR(フロア)』ですね。Excelはバージョンアップされてきていますが、2003とか以前のExcelから使えていたのが『FLOOR』になります。考え方は上記で説明した通り、基準値の倍数になる様に切り捨てるというやり方になります。関数の書き方や例を確認してみましょう。

【Excel FLOOR関数】引数と関数の特徴を掴んでおこう!

それでは関数の書き方をチェックしてみましょう!
関数式は『=FLOOR(数値、基準値)』
になりますね。
1つ目の引数で切り捨てたい『数値』の指定をして、2つ目の引数が何の倍数にするのかの『基準値』になります。
基本の考え方で説明した通り、結果として出て来る数値は1つ目の引数で指示した値よりも小さい値で出て来るという事を覚えておきましょう!

【Excel FLOOR関数】様々な数値を基準値で切り捨ててみよう!

 

関数で数値の切り捨て

 

Excelにいろいろな数値を用意しました。今回は基準値には『3』を指定しています。
プラスの場合とマイナスの場合で、どの様な結果になっているのかに注目してみましょう!
セルに計算式を書き込みます。引数にはそれぞれのセルを指定するので
今回であれば『=FLOOR(A2、B2)』と言った感じになりますね。

 

フロア関数を記入しました。

 

関数を作成したらコピーをして表を埋めましょう!
3の倍数の数値になっている事と、結果が元の数値より小さい数値になっている事が分かりますね。
これが『FLOOR』関数となります。

 

切り捨てる数値と基準値を用意しました

 

【Excel関数 切り捨て②】『FLOOR.PRECISE』関数の用法と使用例

 

 

ではExcelで数値を切り捨てる時の2つ目として『FLOOR.PRECISE』から紹介します。
読み方は『FLOOR.PRECISE(フロア・プリサイズ)』ですね。新しいバージョンのExcelに切り替わった時に出てきた関数で、Excelの2010以降から使える様になりました。基本の考え方は同じになります。

【Excel FLOOR.PRECISE関数】引数と関数の特徴を掴んでおこう!

それでは関数の書き方をチェックしてみましょう!
関数式は『=FLOOR.PRECISE(数値、基準値)』
になりますね。
結果も『FLOOR』と同じになるので分かりやすいですね。
マイクロソフトでは新しいバージョンのExcelからは、『FLOOR』ではなく『FLOOR.PRECISE』の使用を推奨していた様ですが、実は新しいExcelではこの関数が入力の候補にも出てきません。

 

関数の候補にFLOOR.PRECISEはありません

 

関数の挿入にもFLOOR.PRECISEはありません

でも、関数は使えます。『FLOOR.PRECISE』と書き込めば反応する様になっています。後程紹介する『FLOOR.MATH』が出てきたので、推奨しなくなったのかもしれませんね。

【Excel FLOOR.PRECISE関数】様々な数値を基準値で切り捨ててみよう!

上記と同じExcelのいろいろな数値を使ってやってみましょう!
『FLOOR』と同じ結果になっているか比べてみて、プラスの場合とマイナスの場合も注目ですね。
セルに計算式を書き込みます。『=FLOOR.PRECISE(A2、B2)』と言った感じになりますね。

 

FLOOR.PRECISE関数を書きました。

 

関数を作成したらコピーをして表を埋めましょう!
『FLOOR』関数と同じ様に、3の倍数の数値になっている事と、結果が元の数値より小さい数値になっている事が分かりますね。

 

FLOOR.PRECISEで切り捨ては出来ます

 

【Excel関数 切り捨て③】『FLOOR.MATH』関数の用法と使用例

 

 

ではExcelで数値を切り捨てる時の1つ目として『FLOOR.MATH』から紹介します。
読み方は『FLOOR.MATH(フロア・マス)』ですね。3つの関数では新しいバージョンのExcelで出て来た物になり、2013以降から使用可能になりましたね。
基本的な考えは他の2つと同じですが、引数が『FLOOR.MATH』では1つ増えているのがポイントです。どの様な仕組みで動くのかという事に注意して確認してみましょう!

【Excel FLOOR.MATH関数】引数と関数の特徴を掴んでおこう!

それでは関数の書き方をチェックしてみましょう!
関数式は『=FLOOR.MATH(数値、基準値、モード)』
になります。新しく増えた引数が『モード』ですね。これは省略可能な引数ですが、『0以外の数』を指定した時に動きが変わります。マイナスの数値を切り捨てる時に元の数よりも大きくなる様に切り捨てになります。
例えば『-5.8』を基準値『3』、モードが『1』で切り捨てると、『-5.8』より大きい3の倍数となり、結果は『-3』という事になります。
モードは『0かそれ以外か』という事なので『1』じゃないといけないという事はありません。省略した場合は『0』の指定になりますので覚えておきましょう!

【Excel FLOOR.MATH関数】様々な数値を基準値で切り捨ててみよう!

 

モードの列を準備しました

 

上記と同じExcelのいろいろな数値を使ってやってみましょう!
モードの引数が必要になるので、モードを指示するセルも増やしています。
結果の違いに気を付けて確認してみます。
『=FLOOR.MATH(A2、B2、C2)』で書きましょう。
始めの結果はこれまでと同じ結果になっているのが分かりますね。

 

FLOOR.MATH関数を書きました

 

関数を作成したらコピーをして表を埋めましょう!
モードによって結果が変わっている所がありますね。このモードが関係してくるのは、1つ目の引数に指定している数値がマイナスの時なので、プラスの値に関してはこれまで同様に元の数値より小さい結果になっているのが分かりますね。

 

切り捨てた結果です

 

Excelの『FLOOR』『FLOOR.MATH』『FLOOR.PRECISE』の違いと使い方|【まとめ】

今回はExcelの関数で数値の切り捨てが可能な『FLOOR(フロア)』関数と『FLOOR.PRECISE(フロアプリサイズ)』3つ目に『FLOOR.MATH(フロアマス)』と言う事で紹介しました。
『FLOOR.PRECISE』については関数の挿入でも見られないので、見た事が無いという人も多かったかもしれませんね。でも関数は使えるんですね。使える様に残しておかないと以前にこの関数を活用したデータがあった場合に、新しいExcelでは開けなくなってしまう可能性があるからですね。
関数については活用出来るExcelのバージョンと、引数が変わったものに関しては引数の指定の仕方に気を付けて活用して行きましょう!

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