
日商簿記2級とは、日本商工会議所が実施する「簿記に関わる技能の検定」です。3級よりも難易度が上がるのはもちろんのこと、「工業簿記」という新たな分野も学習します。3級よりも一歩進んだ簿記の知識を身に付けたい方におすすめの資格です。
日商簿記2級の試験ってどんな試験なの?
日商簿記2級が3級と大きく変わる点は何といっても工業簿記が範囲に加わる点です。
「商業簿記」→すでに出来上がっている商品を仕入れて販売する
「工業簿記」→材料を仕入れゼロから製品を作り販売する
3級よりもより専門的な知識が深まる日商簿記2級。平成28年度から試験範囲が改正され、より実務に近づいた試験内容になりました。事務職を目指している方、会計、経理についての知識を身に付けたい方におすすめです。
日商簿記検定 3級 | ・経理に関係する書類の読み取りができる。 ・個人企業の経理が一通りできる。 |
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◆日商簿記検定 2級◆ | ・商業簿記について理解し、決算書作成ができる。 ・工業簿記について理解し、簡単な原価計算ができる。 |
日商簿記検定 1級 | ・公認会計士、税理士などの国家資格習得を狙える。 ・簿記で使われる表全般の規則を理解できる。 |
3級から大きく変わる日商簿記2級
2級からは工業簿記が範囲として増えるのと同時に商業簿記に関してもより複雑な内容になります。
3級の商業簿記では個人商店を前提としていましたが、2級からは会社を前提とするのでお金の流れの規模がより大規模になりなおかつ複雑になります。
日商簿記2級の試験内容は?

日商簿記2級の試験内容は?商業簿記の内容が複雑になる、新たに工業簿記が範囲に加わるなど3級から比べると大きく難易度が上がります。試験時間は3級と変わらず120分。100点満点で商業簿記60点、工業簿記40点の配点です。合格点は70点で商業・工業で合わせて70点です。商業・工業それぞれ最低何点取らなければいけないという基準はありません。
「3級では楽勝だったのに2級は全然理解できない・・・。」という声も多く聞きます。 ソフトキャンパスのマンツーマン授業を利用し、より深い理解をすることが日商簿記2級攻略への近道です!
日商簿記2級をソフトキャンパスで学ぶメリットは?
ソフトキャンパスでは完全予約制のマンツーマン授業を行っております。日中にお時間の余裕のある方は好きな時間でたくさん通って短期間での取得を目指す、お仕事をされている方は夜の時間や土曜日に通って簿記習得を目指すなどそれぞれに合った受講スケジュール・授業進行を組むことができます。得意分野・不得意分野は人それぞれですので、きめ細かい対応が試験合格へと導きます。
経験豊富な講師陣
ソフトキャンパスの簿記担当講師はこれまでに多くの日商簿記2級合格者を送り出しています。教科書には載っていないような試験テクニックなども聞くことが出来ます。