
日商簿記1級とは、日本商工会議所が実施する「簿記に関わる技能の検定」です。2級・3級よりも独学や通信講座、ソフトキャンパスの資格講座の中でも難易度はかなり高く、公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門となっています。
合格すると税理士試験の受験資格が得られ、極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、会計基準や会社法、財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析ができることが証明されます。
目次
税理士や会計士での仕事に必要な日商簿記1級ってどんな試験なの?
日商簿記1級の試験科目は2級で行っていた商業簿記・工業簿記に加えて、会計学・原価計算が加わります。
「商業簿記」→購買活動や販売活動など、企業外部との取引を記録・計算する技能で、企業を取り巻く関係者(経営管理者・取引先・出資者等)に対し、適切で正確な報告(決算書作成)を行うためのものです。
「工業簿記」→企業内部での部門別や製品別の材料・燃料・人力などの資源の投入を記録・計算する技能で、経営管理に必須の知識です。
日商簿記検定 4級 | ・複式簿記について理解できる。 ・勘定科目について仕訳ができる。 |
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日商簿記検定 3級 | ・経理に関係する書類の読み取りができる。 ・個人企業の経理が一通りできる。 |
日商簿記検定 2級 | ・商業簿記について理解し、決算書作成ができる。 ・工業簿記について理解し、簡単な原価計算ができる。 |
◆日商簿記検定 1級◆ | ・公認会計士、税理士などの国家資格習得を狙える。 ・簿記で使われる表全般の規則を理解できる。 ※毎年度4月1日現在施行されている法令等に準拠して出題され、平成28年度からは試験出題範囲に改定が加えられましたので、従来の試験から変更箇所が何点か出ています。 |
就職に役立つ日商簿記1級資格を取得すると?
2級、3級と比べると専門性が非常に高くなり、求人での応募要項になることは少なく、通常の就職・転職に有利になるといいうよりは専門的、実務的に必要となるスキルで、将来独立して会計士や税理士としてのお仕事を目指していくことを考えている方には必須な価値のある資格となります。
仕事で活躍できる日商簿記1級講座をソフトキャンパスで学ぶメリットは?

日商簿記1級の試験に合格するには、日商簿記2級・3級の試験勉強とは比べ物にならない高度なスキルと技術を必要とします。試験内容は上場企業での取引を含め、最先端の会計知識を問われるものとなります。
専門的な知識となるので、一般職の求人に対しての就職・転職を目指して習得というよりも、企業の管理職、経理専門職でのお仕事を目指す人に有利に働く資格です。また、税理士を目指す方の受験必須資格でもあります。
1対1の完全マンツーマン授業を行っている資格取得の学校・ソフトキャンパスでは日商簿記資格の受験対策講座をもちろん用意しております。eラーニングや個別指導教室とは異なり、講師が直接隣にいて、いつでも質問できる環境での授業となりますので、わからないことがあったときにはその場で質問していただけます。
わからないところを後回しにして解決できないまま次に進む、ということはありません。また、独学では躓いてしまうような専門用語も噛み砕いて丁寧な指導を行います。
「先生、質問です!」マンツーマンはずっと講師が隣にいます。
「たくさん質問したいけど、他の人待たせるのは申し訳ないなあ」個別指導形式では、他の生徒対応中は待たなければなりません。
「もう次に進んじゃうの?」「わからないけど後でなんとかなるかな」集団授業では講師への質問が後回しになりがちです
そんなに難しい日商簿記1級資格が、どうして短期間で取得可能なの?
やっぱり答えはマンツーマン講座。教室スタイルの集団授業や個別授業(1人対複数人)のように進度を他人に合わせたり、先生を待つ時間がないためタイムロスがありません。
ソフトキャンパスのマンツーマン講座は、自分の時間を有効に使う「カシコイ」方法です。ポイントを絞っての授業が出来るので、経理事務としてお仕事されている方や日商簿記未経験の方でも効率よく高いレベルの授業が学べます。個人個人に合わせた日程管理、試験対策で試験合格・資格取得まで最短距離で進みます。
ソフトキャンパスの日商簿記1級講座では復習時間を大切にしています
ソフトキャンパスの日商簿記1級講座で勉強した後は復習の時間が大切です。講座で覚えたと思っている知識は、実は自力でやってみると意外と理解していないもの。ソフトキャンパスの日商簿記教室では必ず次の時間までの「宿題」を出しますので、トレーニング問題を自力で解いてきてもらいます。そこで再度見つけた不明点や、わからない点を、ぜひスクールで質問してください。このやりとりによって知識がしっかりと身につきます。
ソフトキャンパスでの講座の時間は特に決まった時間割があるわけではないので、予約制でお好きな時間に取ることが可能です。時間に余裕のある時に、宿題をしっかりと終えた時点で次にいつ学校で授業を行うか、講師と一緒に練りながら学習を進めていきましょう。