
建築CAD検定試験とは、全国建築CAD連盟が行っている試験で日本初の建築CADの資格試験です。CAD学校であるソフトキャンパスのスクールでは、3級、2級、準1級が学べます。 3級を取得すると、『実社会において設計者から詳細な指示が与えられれば、CADシステムで建築設計図を描ける(トレースできる)人材であるか』を証明できます。
2級を取得すると、『実社会において設計者から図面のラフスケッチを与えられれば、CADシステムで建築一般図を描ける人材であるか』を証明できます。準1級を取得すると、『実社会においてCADの即戦力者としての実力をもちつつ、さらにCADを上手に使いこなすための手段を持ち備えている人材であるか』を証明できます。
公式サイト:全国建築CAD連盟
目次
建築CAD検定試験の難易度は?種類はあるの?
建築CAD検定試験には4級から準1級まで4段階の難易度レベルがあります。そのうち4級は高校生のみに受験対象が限られていますが、3級から準1級は誰でも受験可能です。ソフトキャンパスのCADスクールでは、3級から準1級まで取得可能となっており、普段勉強している教室で受験できるため、安心して試験に臨むことができます。
オペレーターや建築事務へ転職したいなら必須!「建築CAD検定試験3級」
3級試験は実技試験で、下の一覧のように与えられた建築図面をCADシステムを使って正しくトレースする必要があります。製図の知識や建築図面の情報を正しく理解し、参考図をもとに2時間以内に作成します。問題数は4題です。cadオペレーターや建築事務所の事務員を目指す方や、現在派遣でCADの仕事に関わっている方などにおすすめです!
● 建築CAD検定試験3級 出題例
・階段平面図 (S=1/30)
・通り芯・寸法・通り芯記号 (S=1/100)
・柱・壁・間仕切壁(S=1/100)
・壁と窓(S=1/30)など
CADオペレーターのスキルアップに!「建築CAD検定試験2級」
2級試験は実技試験で、下の一覧のようにCADシステムを使って建築図面を作成する必要があります。5時間以内に下記の例に示す建築一般図を2面作成します。製図の知識を元に、平面図から立体図面を作成するため3d(3次元)に関する技術が必要となり難易度が上がります。CADオペレーターとして働いている方のスキルアップや数種類の図面を扱う仕事に就いている方におすすめの資格です!
● 建築CAD検定試験2級 出題例
・設計者の描いたラフなスケッチ(S=1/100)をもとに平面詳細図(S=1/50)を完成させる
・平面図、断面図、屋根伏図(各S=1/100)をもとに立面図(S=1/50)を完成させる など
製図のプロを目指すなら!「建築CAD検定準1級」
準1級資格は、CADシステムに深く精通していることはもちろん、CAD操作のスピードとテクニックに関して「工夫する力」を持ち備えていることが要求されます。実社会で通常必要とされる能力以上の実力を持ち合わせているかが問われる試験です。
準1級試験は実技試験で、下表のように課題として与えられた建築図面(RC構造等)を、建造物の特性を理解した適切な判断によるトレースによって完成させる必要があります。下記の例に示す建築一般図を4時間10分以内に4面作成します。オペレーターの仕事だけでなく現場に赴くことの多い方や、専門的な知識・技術を求められる方におすすめの資格です!
● 建築CAD検定試験準1級 出題例
・配置図、1階平面図、外構(S=1/200)
・2階平面図(S=1/200)
・基準階平面図(S=1/200)
・断面図(S=1/200)
ソフトキャンパスのCAD講座でCADを習うと何がいいの?

CAD学校のソフトキャンパスは全スクールがマンツーマン(1対1授業)です。もちろんCAD試験対策コースも当てはまります。初心者からでも、基礎はいらないという方でも、どちらの方でも大丈夫です。
例えば、3次元CAD利用技術者試験を取得したいとなると対策講座は30時間で終わります。難易度が高くても、なるべく早く勉強は終わりたい!というのが本心。試験に合格するノウハウをしっかりと詰め込みます。製図の作成が出来ているかどうか心配という方や、家で勉強ができないという方には学校のフリースペース(練習スペース)の利用をおすすめしています。
■ CADスクールではどうしてそんなに早く取得できるの? | やっぱり答えはズバリ、マンツーマンの講座だから。集団授業や個別授業のように他の人に合わせたり、講師を待っている時間がありません。マンツーマンは集団授業の半分の速さで学習が可能です。 |
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■ スクールで使っているのはなにか特殊なテキストなの? | これもYESです。CAD基礎・応用・実践の講座ではノウハウをギュッと詰め込んだオリジナルテキストを使用します。また、ソフトキャンパスはAutoCADの正規ライセンスを取得している数少ない学校のひとつです。AutoCADは1本100万円以上する高価なソフトなので、自宅では使えないとういう方がほとんどです。学校のフリースペース(練習スペース)では、AutoCADを使って普段の授業と同じ環境で勉強していただけます。 |
CADスクールではいつもの環境で試験を受けられます
建築CAD検定試験3級・2級は、4月・7月・10月・1月の年4回実施されます。 ソフトキャンパスのCADスクールは全ての学校が認定校になっているため、各教室で試験を受けていただくことができます。
建築CAD対策講座を受講した人に聞いてみました!
・なぜ建築CAD対策講座を受講したのですか?
現場監督の仕事をするために、CADについて幅広い知識とオペレーター並みのスキルが必要になりました。時間内に問題をとけるように練習をすることで、実際の業務も効率的になっていったと思います。CADのスキルを活かして、今後も仕事の幅を広げていきたいです。
・なぜ建築CAD検定試験2級を勉強したのですか?
オペレーターとして建築設計事務所に勤めており、資格に合格すれば費用手当が出るので勉強を始めました。 普段から使っているJWCADにも、こんなに機能があるのかと驚きました。短期間で資格がほしかったのですが、学校を探しても日程の合わないところが多く、平日の仕事終わりに通えたのは良かったです。授業ではマンツーマンで先生から教えてもらい、練習課題もたくさんもらえたので勉強の方法で迷うことはありませんでした。2級に合格できてうれしいです。ありがとうございました。
ソフトキャンパスのCAD講座で他に目指せるCAD関係の資格は?
CAD学校のソフトキャンパスではCAD関係の資格にも様々な種類があります。資格を取得すればもちろん、技術の証明として履歴書に記載することができます。
【講座で取得できる資格】
- CAD利用技術者基礎試験
- CAD利用技術者試験2級
- CAD利用技術者試験1級(トレース)
- CAD利用技術者試験1級(建築)
- CAD利用技術者試験1級(機械)
- 3次元CAD利用技術者試験2級
- 3次元CAD利用技術者試験準1級
- 3次元CAD利用技術者試験1級
- 建築CAD検定試験3級
- 建築CAD検定試験2級
- 建築CAD検定試験準1級
- CADアドミニストレータ試験
CAD学校では3種類の汎用CADで受講が可能です!
建築製図や機械製図など、分野を限定せずに多方面で活躍するCADソフトを汎用CADと呼びます。ソフトキャンパスのCAD講座では、主要3種類のソフトを使い、幅広い分野で活躍できる技術を身につけます。
【講座で扱うことのできるCADソフト】
- AutoCAD(オートキャド)
- JW-CAD(ジェイダブリュキャド)
- VectorWorks(ベクターワークス)